退寮、完了

転居届も提出。
わが三鷹宿舎よさらば!


公演と、退去、そして、新居契約の日程が丸かぶりだったため、カツカツスケジュールで物事が動いていった。
運任せな部分もたくさんあったけれど、なんとかしてやったぜ感は、強い。

やはり僕には、ギリギリの合間を縫うように生きるのがぴったりなのかもしれない。

昔は、成績で危うくなって切り抜ける事が多かった。中高6年間で、3回留年しかけただけはある。
大学生となって、今度は生活面にそれがあらわれてきたのだろうか。

そんなこんなで、僕の三鷹寮暮らしも本日をもって終了である。期限にぎりぎりとはいえ、間に合ってよかった。
僕が遅れると、次の新入生が、中々入れなくなってしまう。それはやはり申し訳ない。

狭い部屋。シャワーとトイレが同じ空間にある、バストイレならぬシャワートイレ。備え付けの、固いベッド。そして、机とインターネット環境。

使われることのなかった、テレビのチューナー。閉まりにくい窓。旧世代のエアコン。

そして、警備しているのかしていないのかよくわからない、温い警備員さん。無いに等しい規則。どこまでも堕落してゆけそうな自由な空間。

どこまでも、どこまでも、限りなく自由に近い日々、しかし忙しかった、駆け抜けるが如く過ぎ去りし日々。

新川のバス停。無くなった蕎麦屋。そこにできたガスト。増えすぎた本。

もう、数年は乗らないかもしれないバス。

吉祥寺。

いつもの、井の頭線。

確定した、本郷への進級。


そして、今日も、僕は駒場へ。