艱難辛苦

 実は、昨日やっと布団が新居に届いた。 昨日とどいた、と言うことは、一昨日までは布団が無かった、という事である。 それでは、それまではどうすごしていたかと言うと、白い梱包材にくるまって寝ていた。 わびしい。 梱包材を敷き、体に少し巻きつけ、上からコートを羽織るのである。 布団がないからといって寝ないわけにはいかないから、色々工夫しなければいけなかったのであるが、涙無しでは語れない喜劇である。他人にはとても言えない。 今日5人くらいに話して聞かせた。