懐かしの子供の本7選/178315

僕が昔貪るように読み、
目を輝かせ、物語の世界に没頭し、
風邪などをひいて学校を休んだりした時は、
その一日暇な間に本棚から取り出し読み返した本を
そして、まだ家の書架にたいせつに保管しているものを懐古。

〜小6かな?中学生くらい成長しても、読むに耐えるものも。
いや、この中には、大学を卒業せんとす今でも読み返したいものもある。


主にシリーズもの。
小さいうちから読めそうなものから順に。





◆1.はれときどきぶた
http://www.amazon.co.jp/dp/4265916139/ryouen-22/
これは、子供ながらに「自由すぎるwww」と思った本。
どうみても鉛筆書きの紙面(もちろん印刷)を
何度消しゴムで擦ったことか

◆2.スーパーばあちゃん シリーズ
http://www.amazon.co.jp/dp/4875761929/ryouen-22/
手放しに楽しかった。
おばあちゃんが、ある日ビームを浴びてムキムキになって
戦いまくる本。爽快。


◆3.ズッコケ3人組 シリーズ
http://www.amazon.co.jp/dp/4591010139/ryouen-22/

これは中学生に上がったら宗田 理の「ぼくら」シリーズ
http://www.amazon.co.jp/dp/4591095770/ryouen-22/
に繋がるメンタリティがあると思う。
いわゆる、何でもない子供たちが、その子供の知恵を持って、悪い大人と闘ったり、なにか問題を解決したり、という話。

まあぼくらシリーズを読んだ時は、全共闘って何かよくわからなかったんだけれども。

どうでもいいけど、今アマゾンで
ズッコケ中年三人組 「あのズッコケ3人組も、28年を経て不惑の歳を迎えた。さて、ハチベエ、ハカセ、モーちゃんの人生は?」
http://www.amazon.co.jp/dp/4591090876/ryouen-22/
なんてのもみつけてがっかりしたね!!(笑)

「大人と闘う」というところで言えば、チョコレート戦争
http://www.amazon.co.jp/dp/4652005024/ryouen-22/
も外せない.シリーズものじゃないけど、これはおもしろかった。


◆4.大どろぼうホッツエンプロッツ シリーズ
http://www.amazon.co.jp/dp/4036082507/ryouen-22/
子供が裏社会を知るためのバイブル(笑)
裏社会には、こしょうピストルや、魔法使いや、妖精が跳梁跋扈する!


◆5.ナルニア国シリーズ
http://www.amazon.co.jp/dp/400204128X/ryouen-22/
映画化もされたし、いちいち紹介する必要もないかな、なんてことも思ったのだけれど、映画(実は見てない)で描かれなかった別の所にも面白い部分がある。
ルーシーだったか、スーザンだったかが、終りの方の巻で言う
「私たちは、年をとりすぎたのよ」
この重みは、シリーズを通し本を読み終えなければわからない。
(ヒント:精神と時の部屋)
途中の巻で、冒険に巻き込まれる「いやなやつ」の成長にも注目したい。



◆6.クレヨン王国 シリーズ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4061470434/ryouen-22/
これはよかった。
でも、シリーズの中でもかなりバラツキがある。
僕が好きだったのは特に、

 ・月のたまご シリーズ(全8巻)
 http://www.amazon.co.jp/dp/4061471902/ryouen-22/

 ・パトロール隊長、
 http://www.amazon.co.jp/dp/4061471341/ryouen-22/
かな。
この二つは,かなり心を揺さぶられた.
決して明るいだけの話ではなかったように思うし、
読み終わった後味は、そんなに、そんなに良くない.
だけれど、恐る恐る本棚から手に取ると、
後はまた、2回目を読んでしまうような本だった、ように思う。
この2冊は今でも読むに足るんじゃないか?



以下は中学生以降に耐えるかな?
◆7.ドリトル先生シリーズ
http://www.amazon.co.jp/dp/4002041271/ryouen-22/
これはハマった。
動物の言葉を解するドクター・ドリトルが、
動物の力を借りながら、様々な問題を解決し、冒険し、、、
というストーリー。

動物の言葉を解するかどうか、なんてことは問題じゃなくて、
この主人公ドリトルの、人格こそが引きつけられるポイントだったりする。
あなたは、どうして、そんなに、いい人なの?


++++番外編++++
入りきらなかったけど、懐かしいやつ:

・わかったさんのおかしシリーズ
http://www.amazon.co.jp/dp/4251037510/ryouen-22/
どれだったか最早記憶にないのだが、
どうにもオカシな事が起こり、そのすっきりしなささ、
その非合理性が、今でも頭に残る.

・かいぞくポケットシリーズ
http://www.amazon.co.jp/dp/4251037715/ryouen-22/
「ポケットケポットトッポケト」とかいう呪文をまだ思い出せる(笑)
主人公の海賊ポケットと、猫のアイコが「うまくいかなく」なった
あたりで、僕の中でこの話は止まっている。

+++

結局、説教臭い道徳の本なんかはちっとも心に残っていなくて、
子供が大人を対等以上に戦う話だったり、
非合理的で、説明がつかなくて、不可思議だったり、
そんなものに、心惹かれる、らしい。