継続だけが力なり/88580

何かを成し遂げようとするとき、あるいは、何かを身につけようと思ったとき、まずは継続することが大切だ。

継続してこそ、一週間前の、一ヵ月前の、半年前の自分と今の自分を比較し、成長を、あるいは継続した成果を実感でき、必要とあれば軌道修正も施せるし、なにより継続は、努力は要するが特別な才能は要らないからだ。

 だから、継続「できなかった」と言ってはいけない。継続「しなかった」か、設定した課題の種類や分量が、継続できる範囲を超えていたのだ。

 例えば、一日一冊本を読もう!というのは常人には難しい設定だろうが、一週間に一冊。あるいは、毎日何かを読む。という目標なら達成できる。

そういうわけで、ほぼ毎日日記を書いて来たのだけれど、昨日は意識的にサボってみた。ニュースから引っ張ってくるとか、コピー&ペーストとか、日記をとりあえず書くだけならいくらでも方法はある。が、それでは何か違う、と思ったからだ。

 継続は大切で、継続だけが力となるのは真だが、それもなにより、自発的に、ある程度楽しんでやるのが「本当に継続して」やる秘訣だと思う。毎日欠かさず1週間よりも、毎週欠かさず一年間、の方が偉大だ。

 習慣は、第二の天性という。継続というのはとりもなおさず習慣づくりの第一歩だ。ある程度長い期間、できるだけ毎日、あるいは隔日あるいは毎週、決めたことをやる。それだけでなにか新しい才能を、身につける事が、できるかもしれない。

 あとは、どうやって、継続しようというモチベーションを維持するかだが、まずは無理矢理でも継続して、コツのようなものを掴むのがミソだと思う。そうして余裕が出てきたら楽しもうとすること。その継続によって得られる何かを、具体的なビジョンとして思い描くこと。そして、やって当たり前な段階に来たら、達成は近い。