プロジェクトマネジメントで大切ッポイ10のポイント/157530

6月22日、子供向け勉強法講座をやってきました!
詳しくはコチラ↓
http://win-eq.com/lec/html/2008-06_22.html

その講座企画全体のマネージャーというポジションに居たわけですが、
その企画運営を通して仲間たちから学んだ事を

プロジェクトマネジメントで大切ッポイ10のポイント としてここにまとめます。

  1. 目的を共有する

なんのために、そのプロジェクトをやるのだろうか?
これが無いプロジェクトは、あらかじめ終わっている。
目的は一回では共有できない。
プロジェクト始動後、毎回流す。しつこく流す。
目的は大きな流れの方向。どちらにゴールがあるのか、共有しよう。

  1. 目標を設定する。

顧客は何人くらい集めるのか、収益はいくらか?
顧客にどういう影響を及ぼせば成功なのか?
そして、プロジェクトのメンバーはどういう成長を得るのか?
目標を設定する。

  1. 手段をプロトタイピングする。

「みんなでアイディアを出し合おうよ!」では、意味が無い。
プロジェクトのマネージャー、または、マネージャーが任せた個人が
プロトタイプのアイディアを持っていく。
事前にメールで共有したり、ディスカッションをしたりしてもいい。
とにかく、一案を持っていく。叩き台を提出する。

  1. 常識を疑え。目的に戻ろう。会社のビジョンに戻ろう。組織のミッションに戻ろう。

良いアイディアは、誰もが当たり前だと思っている常識を疑ったり、
目的や会社のビジョン、組織のミッションに戻って考えた先にある。

  1. 会議では意思決定をする

会議は単に何かを決めたり、話し合ったりする場ではない。
手段Aのメリットは?デメリットは?手段Bよりも優れているのか?
労力と効果は見合うか?

  1. 個人タスクに分割する

知識労働は、みんなで協力して重い荷物を運ぶようにはいかない。
「一人でどこまでやるか」を明確にしよう。
マネージャーは、人と人との隙間を埋めたり、隙間を知らせて再配備したりする。
時には、くだらない雑用も進んでやる。

  1. 人を見て管理をする

ベテランのメンバーと、新規メンバーでは、当たり前だけど異なった進捗管理が必要だ。
「よろしく」でできるメンバーも居れば
手順を細かく指定してやらねばできないメンバーも居る。
そこを混同して「任せる」と、大変な事になる。

  1. 一緒にやる

時には、1対1で意見を聞いたり、話を聞いたり、
プロジェクトの流れを聞きながらFBを返し、メンバーの考えを深めてやる。
一緒に考える事で、メンバーの信頼を勝ち得たり、メンバーの考え方、性質、強みなどを知ることも出来る。

  1. そして、足並みを揃える

進捗報告を分かりやすく図示し(マインドマップ等)メンバーに知らせる。
どこまでみんなが進んでいるのか、どのくらいプロジェクトが完成しつつあるのか。

  1. 褒めろ!信頼しろ!称えあう空気を作れ!

ある意味では期待値を下げる。しかし、多くを要求する。
メンバーのとった行動から、どこか褒められる所を見つけ、褒める。
そして、軌道修正をする。そういう事をしあう空気を作る。
つまり、マネジャーは褒めまくる。
6人のメンバーで、一日平均2通は「神!!」が流れ
一日平均3通は「素晴らしい」「凄い!」の流れるメンバー間で、
モチベーションは上がり行く。