「★さて、そろそろ反撃してもいいですか?」/103398

さて、そろそろ反撃してもいいですか?」
「どんな技を使うかは、ヒミツ」
「絶対にマネできないケータイ、遂に完成。(いまのところ)」
「日本全国のドコモユーザーの皆さま、どうぞお楽しみに!他社ユーザーの皆さまは、…。」
「いよいよ、ドコモが変わります。つまり、ケータイが変わります。では、ちょっとだけ発表します。」

というキャッチコピーでDoCoMoが何かをしはじめた。
以下、ウェブ上の反応。

賛成派・嫌いじゃないよ派

先月1人負けした状況さえも演出のように見えてきます。

お〜面白いですね。是非是非
ちぇ。上手いな。いいとこ持ってきます

今度のDocomoの新機能は、結構、面白いと思う。他のキャリアも追随したいだろうけど、果たして…

auに押されっぱなしの現状を自虐的に認めた上で、巻き返し戦略をスタートさせるのでしょうね。

最近、ドコモのプロモーションがすっごいですね!!

カッコイイ。
auがまだ業界2位だった頃の雰囲気に似ている。

ぃゃぁ〜カッコイイo
いつものdocomoらしくないよねo

反対派・好きじゃないよ派

個人的には久々に印象に残ったコピーである。
まぁ、DoCoMo2.0ってのは、かなり頂けませんがね。

思わず、笑った。

さて、そろそろ反撃してもいいですか?がイラつく。

センスないねえ。
肝心の新機種904iも魅力ないです。

小学生の喧嘩かよ[tM]

私のような性格の悪い人間はその反撃に乗りたくねぇ〜って思っちゃうw

――負け惜しみというレベルを超えて、何かを見下しているような響きである。

どうなんだろう?・まあいいんじゃね派・(穏健反対・穏健肯定派) and News的記事

「え、今さら反撃?オイオイ今まで何してたの?」って声もライバルa○辺りからは聞こえて来そうな気が

\(^o^)/CM見た瞬間に解約決意した

MNPで他社に惨敗と報道され続けてる事を逆手にとってタイトルのような感じでいくそうです。

「そろそろ反撃しちゃおうか」〜ドコモ山口氏が新サービスに言及

挑戦的な字幕からはじまるCMには、先日の記者発表でも言及されていた"月9"クラスの出演者が勢ぞろいで出演する第一弾となっている。

5月?6月に発売になる 904iシリーズは、D・F・N・SH・Pが発売になります。

王者反撃の合言葉…「ドコモ2.0」ってなんだ?
ドコモのシェアは累計で54%と依然ガリバー状態

このキャッチコピー(´▽`*)、爆発的な展開。
もう胸キュンキュンですわ(笑)

DOCOMOはなにを反撃の材料にするんですか??

「ドコモの反撃もここまで」

続編
いいの? 本当に反撃しちゃうよ?

904のウリをまとめてみました。

ターゲット
キャリア選びを悩んでいる人

このキャッチコピーは広告業界ではたらく我々の
なかでも久々に大ヒット。

という感じで、“キライ”の人が、見た感じでは多いような感じ。

というか、

「★さて、そろそろ反撃してもいいですか?」
「どんな技を使うかは、ヒミツ」
「絶対にマネできないケータイ、遂に完成。(いまのところ)」
「日本全国のドコモユーザーの皆さま、どうぞお楽しみに!他社ユーザーの皆さまは、…。」
「いよいよ、ドコモが変わります。つまり、ケータイが変わります。では、ちょっとだけ発表します。」

なんて、明らかに「痛い」わけで、

「★さて、そろそろ反撃してもいいですか?」
「すれば?勝手に。」

なんて反応が返ってきたり、
「DoCoMo調子乗りすぎwwww」なんて叩かれるのは目に見えている。

実際、
http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-2781.html
などでは

・「今まで手を抜いてましたごめんなさい」と付け加えるならいいぞ
・出来ることと言えば、ユーザーへの八つ当たりくらいだろ(・∀・)ニヤニヤ
・広告に金かけるなら 携帯代とか機種料金とかを下げろよ。

などと、散々な叩かれよう(笑)

そんな事を、DoCoMo勢がわかっていないはずはない。彼らはきっと、戦略的にやっている。

では、その戦略の「ねらい」は、なんだろうか。簡単に思いつくのが以下だろう。

  • 今までのイメージを払拭。「新しい!」イメージを作る。

 コレまで多用してきた青系統の色をやめ、新しさを出す。

  • そのイメージが変わった事を「広める」事。

 明らかにこれは、よい意味でも悪い意味でも「話題」になる。試しに、「DoCoMo OR ドコモ 反撃してもいいですか」でGoogle検索すると、31,000件という結果(070513 19時)→35,100件(070513 24時前)。キャッチを出して数日後にしては大きく話題を呼んだのではないだろうか。

トップのシェアを持ちながら、契約者の「増減度」では負けている今、「次」の、すなわち勝負できる段階(と考えているのはたぶん明らか:iSが出る前に次に移行。)まで他社に移って欲しく無いのは自明。特にソフトバンクなどに行ってしまえば2年はDoCoMoに戻ってくる事は無い。

とすると、やるべき事は少なくとも「次」が出るまで市場の注目を集めておくことか。

その意味では、DoCoMoの放った「痛い」広告は、戦略的に正しかったのではないだろうか。
―もっとも、「反撃」を誰もがあっと驚く感じでキメなければ、単に減るのを遅らせた延命措置にすぎなくなってしまうわけではあるが。

DoCoMo2.0公式はこちら。
http://docomo2.jp/top.html